55歳で独立!コワーキングスペースi-Officeの名物社長は、いかにして社長になったのか?

プロフィール

石村真一さん

株式会社アイカンパニー

  • 代表取締役社長

神奈川県横浜市生まれ。出版取次会社大手・日本出版販売に32年間勤め、TSUTAYAや書店の新規店舗開発、新規事業提案に携わる。その後はグループ会社の経営陣としてTSUTAYAの他にもBOOKOFF3店舗の開発・運営、居酒屋の運営やビルメンテナンス・人材派遣事業などにも幅広く携わる。2019年3月に55歳で早期退職、同年6月に株式会社アイカンパニーを設立。運営するコワーキングスペース「i-Office TSUDANUMA」を拠点に、ローカルメディア「習志野経済新聞」の運営、空間プランニング、コンサルティング、テナントリーシングなどの事業を展開している。

お知らせ

i-Officeの会員様をご紹介するインタビュー記事。今回はi-Officeの名物社長!石村真一社長からお話を伺いました✨

「野球監督になりたかった」大学生が、出版取次の会社に入るまで

_出版取次の会社に入るのには、何かきっかけがあったんですか?

石村:大学時代は、はじめは高校野球の監督になりたくて、教員を目指してました。そんな中、出版取次の会社に入ることになったきっかけは、友人がアルバイトをしていた書店での出会い。当時から本が好きでその書店に通っていたんだけど、その時に出会った方が大手の取次会社の方だったんだよね。来るたびに缶コーヒーを奢ってくれたり、プロレスの話をしたり親しくしてもらったりして。そしてその方に紹介してもらって、企業訪問を経て就職活動を進めることになって。結果的に最初に紹介を受けた企業とは違う会社になったけど、大手出版取次会社「日本出版販売株式会社」(以下=日販)に勤めることになりました。

_「本が好き」という思いが引き合わせた出会いですね!当時はどんな本を読んでいたんですか?

石村:小学生の頃から書店はトレンドの塊だと思っていて、本当に毎日のように通っていました。今思うと流行りのものが好きだったんだなあ、と。小説やSFは好きでたくさん読んでたし、雑誌でトレンドをチェックしてました。映画やライブ、演劇情報が載っている「ぴあ」は食い入るように読んで、ニッチなタウン情報誌が載っている「angle」と併せて空想で東京都内の街歩きもしてたな。最近は習志野の小説家・清水晴木さんの「さよならのむこう側」を読んで号泣したこともありました。しかも電車内で…(苦笑)。

「ぴあ」最終号

「angle」リバイバル号

_日販では、TSUTAYAの店舗開発などをされていたとか。入社時から店舗開発の部署だったんですか?

石村:最初は全く違う業務で、物流センターで書籍の積み込みをやる輸送課という部署に配属されていました。当時から「活字離れ」とは言われてたけど、まだまだ書店数も多くて業界に活気があったから、かなり忙しかったなあ。TSUTAYA開発の部署に異動したのは、『馬鹿でもいいから元気のいい奴』というご指名があったとき、目を留めてもらってことがきっかけ。当時流行りだしてきていたVIDEO・CDなどの本以外の物流センターに異動しその後TSUTAYA含めての店舗開発や運営サポートをしたり、変わったところでは「NIPPAN レーベル」という音楽メーカーの立上げプロジェクトをしたりしていました。

高校生、大学生、社会人とバンドを組まれていたんだとか。 社長がどこにいるか、分かりますか?

その後  「MeLTS」という日販グループ会社の取締役としてTSUTAYA・BOOKOFFを運営業務に携わったあと「お茶の水商事株式会社(現:日販ビジネスパートナーズ)」という会社で代表取締役になって、居酒屋運営やビルメンテナンス・人材派遣もやってました。

_本当に多岐にわたるお仕事に携わってきたんですね!

独立のきっかけは「ある本との出会い」著者からもらった言葉とは?

_日販での30年間以上の会社員経験を経て、55歳で独立。なかなかできない決断だと思いますが、何かきっかけがあったんですか?

石村:きっかけは、ある本との出会いでした。経営コンサルティング事務所を経営していて、「商品一番塾」という異業種交流会及び勉強会を仙台で開催している波多野卓司さんの「ひとり会社の起こし方・育て方」という本です。たまたま書店で手に取った本だったけど、その考え方にとても感銘を受けて、お会いしたいと連絡したところ会っていただけることになって仙台へ。直接波多野さんとお話をさせていただき、自分は独立するべきなのかという悩みを聞いてもらいました。

↓「ひとり会社の起こし方・育て方〜1400人を成功に導いた起業塾のカリスマが教える!~」

_すごい行動力ですね!その後、波多野さんからはどんな回答があったんでしょうか?

石村:「退路を断つ」(逃げ道を塞ぐこと、追い詰められた状況に身を置くこと)というのはとても大事なことだ、と言っていただいて、ハッとしました。この時期、不思議なことにほぼ同時くらいに他の尊敬する先生方からも「退路を立つことが大切」と話していただいて、これは偶然ではない。退路を断つべきなんだ、と。それをきっかけに、独立を決意しました。

独立後、第二の人生に選んだのは「コワーキングスペース」。きっかけと、これから目指す先

_独立した後の主軸となる事業に、コワーキングスペースを選んだのはなぜですか?

石村:運営していた蔦屋書店などではスターバックスコーヒーも併設していて、その頃から働き方の変化を肌で感じて、Caféに近い雰囲気を持っているコワーキングスペースは今後は伸びるだろうなあ、と。始めは直営店をつくる資金もなかったので、プランニング(店舗をつくる手伝い)から始めました。直営店を始めるに至ったのは、プランニングにも結局運営のノウハウが必要だと感じたことから。それがi-Office TSUDANUMAをつくるきっかけになったんだよね。

_確かに、カフェで仕事をしている人も当たり前に見かける時代ですよね!
 4年目に突入したi-Officeですが、どんな施設を目指していきたいですか?

石村:今までも重要視してきたコミュニケーションを大切に、暖かい空間つくっていきたいです。i-Officeは元々一人でやっていこうと考えてたけど、娘の明日香(コミュニティマネージャー)が手伝うと言ってくれて、ただ仕事をしに来る場所ではなくて「コミュニティスペース」にすることができたと思っていて。そんな空間を大切に守りながら、この場に集まる人たちをお手伝いしたり、一緒に仕事をしたり、習志野(津田沼)を起点にネットワークを作っていきたいです。

_同じ場所でローカルメディア「習志野経済新聞」を運営していますが、それもコワーキングスペースのコミュニティ化と関わりがあるのでしょうか?

石村:地域住民の方々と直接の対話が生まれたり、発信する中で習志野市でいろいろと活動をされている方々からも目を留めていただいたり、習志野経済新聞のおかげで地域と繋がっているなと実感することが多いです。さらに注目されるメディアに育てていきたいですね。

ひとことコメント

お知らせ

ありがとうございました!
最後にひとことメッセージをお願いします。

石村

「ALL HAPPY」実現のため、みんなで頑張っていくので、これからもよろしくお願いします!ぜひ一緒にお仕事しましょう!

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