「命と財産を守る建物」をつくる仕事ーBooth席を使う木原理志さん

プロフィール

木原理志さん

広島県生まれ。大学建築学部に進学するため関東へ移住し、卒業後は某ハウスメーカー、設計事務所に勤務。
2024年2月に「株式会社KHY-STaRch」を設立。
i-OfficeのBooth席会員。

山口

i-Officeの会員様をご紹介するインタビュー記事。

今回はi-Officeのブース席を使われている木原さんに、

ご自身の取り組みやi-Officeの好きなところを伺いました!

安全な建物を建てるための仕事『構造設計』

きっかけ

ー「構造建築」ってどんなお仕事なんですか?

木原さん「構造設計は、建物の耐風・耐震性を確保した建物を設計する仕事です。建築というとデザイナーをイメージすることが多いですが、そういった意匠・デザインの部門で考えられた建物に安全性を担保することを考える、人の生命と財産を守る仕事だと思っています。」

ーそうなんですね!
確かに建築と聞くと、意匠やデザインの方面を目指している人が多いような気がしますが、木原さんが建築の設計を目指したきっかけは何だったんですか?

木原さん「小1の頃に、メゾネットタイプのアパートに引っ越したんです。家の中に階段があったり、知らないものがたくさんあるのが面白かったんです。それをきっかけに、『面白いと思ってもらえる家をつくる人になりたい』と思ったのがきっかけでした。」

会社名の由来と、お父さまとの関係

ーKHY-STaRch(カイストラーキ)ってすごくかっこいい会社名ですよね。
 どんな由来があるんですか?

木原さん「元々、建築事務所をしていた父の会社を受け継いだので、父と僕の名前を組み合わせて作ろうかと思ったんですが、『漢字が多い。もっとかっこよく、キスマイみたいな感じで作って。』と父に言われたんです(笑)」

ーキスマイ!!(笑)

木原さん「はい(笑)なので、HYとSTは父と僕の名前の一部。あとは英語で『建築』の意味のArchitectureと『構造』のStractureを組み合わせて、この名前になりました」

ー意味もたくさん込められているんですね!やっぱり、かっこいい!

建築に完璧はないけれど、自分にできることを考えたい

ーお仕事の目標はありますか?

木原さん「今後起こるであろう大災害への備えを、僕なりの立場からしていきたいと思っています。
災害で多くの人がダメージを負ってしまっても、命さえあればまた復活できる。命を守る建物をつくっていきたいです。そして、正しい知識の発信をしていきたいと思っています。」

i-Officeを拠点に選ぶ理由

木原さん

何よりも「ほっこり感」が魅力だと思っています。
スタイリッシュさに振っていたり、静かでまじめな雰囲気のコワーキングスペースが多い中、アットホームで「つながりを持っていいよ」という雰囲気があるのが良いなと。
「よむよむ会」(アイオフィスで開催している読書会)や交流会では普段仕事していて会うことのない人と情報交換できたり、交流できる場が多く設けられていますよね。

ー嬉しいお言葉、ありがとうございます!

木原さんにこのコメントをいただいてから、「ほっこり感」という言葉がこだましています。

私たちスタッフがいることや、会員様同士でのコミュニティ活動を活発にしているアイオフィスだからこそ生まれる暖かい空間。これからも守っていきたいですね💭

趣味

『トロコン』するまでゲームをやりこむ

「トロコン」とは…「トロフィーコンプリート」の略。ビデオゲーム内で、ある条件を達成すると付与されるトロフィーをすべて獲得すること。

「特定のゲームを極めるのが好きで、ファイナルファンタジーやSaGaシリーズなどをやりこんでいました。
子どもが生まれてからはできていないですが、ファイナルファンタジーはほとんどトロコンしてました(笑)」

ひとことコメント

木原さん

せっかく利用させてもらっているので、このi-Officeという場所を、みんなで盛り上げられればなと思っています。
助けになることがあればBoothCをノックして、声を掛けてください!

山口

普段はクールな雰囲気ながら、
交流会の時には、私たちの知らない建築のお話や、仏教の思想のお話までわかりやすく話してくださり、みんな聞き入ってしまう…そんな博学&お話上手な木原さん。

木原さんのようなカッコいい大人になりたい…なんて、ひそかに憧れています。

木原さん、ありがとうございました!

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